
広島の電車男としてすっかり有名人気分のN部長から、最新情報が届きました!
今回の情報は【象の夜】
パオ~ンで人気の象。
西洋では「象は忘れない」という格言があるのをご存知ですか?
象は死ぬ前に記憶を巡り生まれた場所に戻ったり、自身が体験した詳細やその場所まで覚えているらしいのです。すごいですよね。
私たち人間も忘れてはならないものがたくさんあります。
戦後60年の広島では「被爆」の歴史をこれからも忘れずに、次の時代に語り継がなくってはなりません。
広島出身、ニューヨーク在住の現代美術作家、砂入博史さんが、最大の大きさを誇る象をモチーフにヒロシマのテーマに挑む特別展が広島現代美術館で開催されています。
砂入氏が実際にインドで象を観察し、その骨組みを鉄骨で作り上げました。
当初はそのかごの中には、被爆遺品を積み重ねる予定でしたが、声高にに語ることもなく、ただ被爆を体験し、ひっそりと生命をたどる【被爆樹】の存在をしり、かごの中に被爆樹の木の葉や枝を詰め込むことにしたそうです。
被爆樹とは爆心地から2km以内の約150本が、爆の惨禍を生き延びた木・“被爆樹”と認定されていて。今回の作品に使われたのは、広島全日空ホテルの前にある被爆樹なんです。
7月21日にトラックいっぱいに積まれていく木の葉や枝を見て、N部長は「季節はずれの大掃除か?」と不思議に思っていたようです・・・
この作品を見たN部長「これはすごい」。
被爆後の広島には75年は草木も生えないと言われていましたが、翌年には多くの緑が広島を包みこんでいたように、自然には知れない生命力が宿っているのを感じます。
自然は何も語らないが、静かに平和の尊さを訴えています。
「象の夜」は9月19日まで開催されているので、平和の大切さ、今生きていることの幸福を感じるためにもぜひ足を運んでください。
◆広島市現代美術館◆
会期:2005年8月17日(水)-9月19日(月・祝)
開館時間:午前10時~午後5時
休館日:月曜日 *ただし9月19日は開館
会場:広島市現代美術館地下1階ミュージアム・スタジオ
観覧料:無料